リビア:大ムフティーが米国政権のボイコットを要求(2)
2024年01月02日付 al-Quds al-Arabi 紙
■リビアの大ムフティーがイスラエル支援を理由に米国政権のボイコットを要求
【ロンドン:本紙】
さらに「米国の支援を受けるイスラエルの、ガザおよびパレスチナに対する侵攻が終わり、飢えに苦しみ貧困や窮乏で亡くなっているガザの人々への食料や医薬品、救援の運搬が許可されるまで、このボイコットを続けなければならない」と強調した。
さらに同師は、ガザで起きている残忍な行為や犯罪などに対する沈黙が「不信心者への擁護」であると述べた。
ガルヤーニー師は、「イスラエル軍に対するパレスチナの抵抗は勝利を収めている。イスラエル軍は、ガザ地区やヨルダン川西岸地区においてパレスチナの抵抗から向けられている『沈痛な打撃』に耐えられなくなった」と述べた。そして発言のなかで、「あなた方のジハードは自己防衛であり、合法的なものである。むしろそれは、あなた方を丸ごと見捨てた民族全体、とりわけジハードとムジャーヒディーンを放棄したイスラーム教徒の支配者たちの代わりに、あなた方が遂行する義務である」と語りかけた。
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( 翻訳者:山中李咲 )
( 記事ID:57082 )