外国人にどれだけの不動産が売られたか?
2024年01月10日付 Cumhuriyet 紙

環境都市整備・気候変動大臣のメフメト・オズハセキ氏は外国人が総面積として2831万8千平方キロメートルとなる17076件もの土地を購入したことを公表した。

共和人民党のニーデ県選出の国会議員のオメル・フェティ・ギュレル氏は外国人に売却される土地の量が異常に増加していることをトルコ大国民会議の議題にした。

共和人民党のオメル・フェティ・ギュレル議員は環境都市整備・気候変動省の先月、行われた2024年の予算交渉が実行された計画・予算委員会会合において、オズハセキ大臣に対して、深刻な土地売却が外国人に行われたと述べ、次のように発言した。

「外国人に対して我々の国における土地が深刻に売却されており、これらは肥沃な土地である。外国人が土地を購入する時、井戸水などは問題とならず、水もあり、全ての土地の潜在性を利用できる。しかし我々の国の人々、農民が土地を所有する一方で水問題、井戸水問題は継続している。土地登記局のデータに基づき回答を求めているが、この回答における数値は常に変化を示しているのです。トルコにおける外国人に売られた土地はどのくらいあるのですか?クルミ、リンゴ、ブドウ......答えは別々に与えられているが、全体としては与えられていない。 データを数値で見てみよう。なぜ外国人がこれほど多くの農地を買っているのか、なぜ最も生産性の高い農地が外国人に売られているのか?」

■17076件の土地が取得される

環境都市整備・気候変動大臣のメフメト・オズハセキ氏も共和人民党のオメル・フェティ・ギュレル議員の口頭質問に対して文書で回答した。

オズハセキ大臣の回答によれば、外国人が我々の国の全土で2023年11月14日までに積極的に、売却や同様の手段で28,318,836平方メートルに及ぶ、敷地、土地、畑、庭など、主要な17076件の不動産を取得したことを明らかにした。

オズハセキ大臣は「質問答弁において、与えられる回答に変化が見られることは、情報が生データからすぐさま取得され、新たな買収や処分(放棄)によって新たな問い合わせがあるたびに変化するためである。」と述べた。

■生産性の高い土地は売却される

共和人民党のオメル・フェティ・ギュレル議員はオズハセキ大臣の回答に関して、「外国人は、敷地、土地、庭などのうち、農業で最も生産性の高い土地を好みます。彼らは灌漑用水の問題がなく、高い収穫量が保障される土地を好みます。 私はまた、外国人への農地売却を制限する法律を提案しました。外国人への土地売却には一定の条件が必要です。このような観点から、自国の農家に必要な支援を提供することで、農地を増やし、自国の農家を農業に従事させるべきであります。また、近年、わが国の公有地は民営化によって変化している。公有地も売りに出されています。その際、売却された土地が農業以外の目的に使用されないように保障されるべきだ。」と述べた。

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( 翻訳者:伊藤颯汰 )
( 記事ID:57119 )