イエメン:フーシ派、紅海・アラビア海における同派の優位性を強調
2024年01月12日付 al-Quds al-Arabi 紙


■フーシ派国防大臣:我々は抑止の準備ができており、紅海とアラビア海において優位に立っているのはイエメンだ。

【サナア:本紙】

「アンサールッラー(フーシ派)」政府のムハンマド・ナースィル・アーティフィー国防大臣は、「我々は抑止の準備ができており、紅海とアラビア海において優位に立っているのはイエメンだ」と述べた。

これは、金曜日(12日)に同氏がフダイダの位置する第5軍管区を訪れた際のことである。

フーシ派傘下のイエメン通信社(SABA)によると同氏は、「ガザ地区にいる我々の人民に対する戦争が長引けば長引くほど、我々にはさらなるサプライズがある。適切な時、つまりイエメン人民がパレスチナ援助とガザ地区での抵抗の判断を委ねたウンマの指導者が選んだ時に、そのサプライズは起こるだろう」と付け加えた。

さらに、「我々は抑止と反撃の準備ができており、紅海とアラビア海で優位に立っているのはイエメンだ。そしてそのことが米国、シオニスト、およびその取り巻きを苛立たせていると分かっている。また、彼らがパレスチナ人民に対するホロコーストと虐殺を止め、イエメン共和国を陸海空すべてのイエメンの地理的領域において主権を有する自由で統一された独立国家として扱うまで、彼らが苛立ったままであり続けることを我々は望んでいる」と発言した。

そして、「我々は何度も、紅海はシオニスト政体(注:イスラエルのこと)立ち入り禁止となったと警告した。我々はシオニスト政体やその支持者の船舶ないしそこに向かう船舶以外は目標とせず、紅海、アデン湾、アラビア海を通る世界の他の船舶は安全であり、いかなる損害も被らないだろう」と発言を続けた。

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( 翻訳者:大森耀太 )
( 記事ID:57143 )