エジプト:ワフド党党首がイスラエルを非難
2024年01月12日付 Al-Ahram 紙

■ワフド党:ハーグにおけるイスラエルの主張には正当な根拠はない

【n.p. : アフマド・サイード・ハサーニーン】

ワフド党党首のアブドゥッサナド・ヤマーマ博士は、イスラエルがガザ地区の住民を根絶しようとする目的の下、生活手段をはく奪し、200万人以上のパレスチナ人を飢餓に直面させたとする疑惑に関して、ハーグ国際司法裁判所におけるイスラエル弁護団の主張には、正当な根拠がないと非難した。イスラエルは、エジプト・ガザ間の国境をまったく支配しておらず、エジプトの監督下にあると述べたうえで、イスラエルはガザへの援助物資の搬入を阻止しておらず、ラファ検問所の通過についてはエジプトが全責任を負うと主張しているが、同党首はこれには全く正当な根拠がないと指摘した。

ヤマーマ氏は、エジプトはラファ検問所において、自国側からの主権しか有しておらず、10月7日の危機が始まって以来、国境はまったく閉鎖されておらず、開放され続けていると述べた。ラファを訪れた国連の代表団や各国の首脳陣がその目でエジプト側から開かれた国境、そして数百台の援助トラックの車列を目撃していることを指摘し、イスラエル首相や多くの当局者の声明が援助物資の搬入を阻止し、援助物資を標的にすると脅迫してきたと付け加えた。

(後略)

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( 翻訳者:植木征司 )
( 記事ID:57145 )