アルジェリア:パレスチナ問題に関して非同盟運動へ呼びかけ
2024年01月17日付 al-Quds al-Arabi 紙


■アルジェリア、非同盟運動に対しパレスチナ問題への断固とした姿勢をとることを呼びかけ、イスラエル訴訟における南アフリカの努力への支援を明らかに。

【アルジェリア:本紙】

アルジェリアは、外務大臣のアフマド・アッターフ氏を通じて非同盟運動に、同国が歴史上もっとも危険な段階にあるとみなす、イスラエルの侵略と共に発生しているパレスチナ問題に強固で断固とした立場を取ることを求めた。

アッターフ氏は、第19回非同盟運動サミットの閣僚級準備会合での演説の中で、「パレスチナ問題は今日、とても差し迫って緊急性を持つものとして現れるようになった。歴史上で最も危険で機微だと言えるかもしれない段階にあるこの問題に関して、次回のサミットで、強く断固とした立場が取られることを我が国は期待している」と述べた。

また、アッターフ氏は「非同盟運動の精神的、倫理的な重要性とその政治的影響から、これらの点における(非同盟運動の)名誉ある揺るぎない立場に基づいて、パレスチナ問題は非同盟運動によるこれまで以上の支援が必要である。非同盟運動はガザ地区におけるイスラエルの殺害と破壊の手段を止める外交的圧力を強化し、監督的立場にある者に説明責任を果たさせ、そしてこの紛争全体の根本的かつ最終的な解決策としての独立し主権を有するパレスチナ国家の樹立を加速させることに貢献できる。」と明らかにした。

さらに、アッターフ氏は「莫大な犠牲と伝説的な強靭さによって世界に感動を与えたパレスチナ人たちは、我々がこのような立場を取り、このような取り組みを行い、このような圧力をかける以上のものに値する。ちなみに、このような一連の行動は、入植者であり占領者であるイスラエルが歴史的なパレスチナ国家プロジェクトの権利や正統性や合法性に最もひどい損害を与えることを可能にした、説明責任を果たさず罰も受けない数十年に最終的な終止符を打つためのものだ。」と述べた。

(後略)

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( 翻訳者:西川舜 )
( 記事ID:57161 )