最新ニュース、トルコ中央銀行のハフィゼ・ガイェ・エルカン総裁は自身のSNSアカウントで行ったツイートで「任務を免じるよう求めた」と発言した。エルカン総裁の発言を受けてメフメト・シムシェキ国庫・財務大臣は発表を行った。

トルコ中央銀行のハフィゼ・ガイェ・エルカン総裁は自身のSNSアカウントで行ったツイートで「任務を免じるようを求めた」と発言した。

エルカン総裁の発表は以下の形である。

「国民の皆様もご存知の通り、私は2023年6月8日からトルコ共和国中央銀行の総裁を務めています。至る所隈無く報いを贖ったこの土地で生まれ、育ち、教育を受けた祖国の子として、この神聖な任務が私に託されたとき、私個人の条件を顧みることなく、祖国にやってきて、その任務に就きました。当時、まだ一年にも達していない子供の母親として、このような密度の高い仕事を遂行することの難しさをもちろん感じていました。国家と国民に尽くすため、私は今日まで日夜絶えず職務に当たってきました。現時点で、我々の経済計画は実を結び始めています。外貨準備高の増加、経済データ、インフレの基調を示す指標は、この成功を証明しています。

こうした前向きな動きにもかかわらず、最近周知のように、私に対する大々的な名誉棄損キャンペーンが組織されました。私の家族、さらにはまだ1歳半にもなっていない罪のないわが子が、このような事態にこれ以上巻き込まれないようにするため、大統領には、当初から栄誉をもって遂行してきた職務を辞めさせてくださるようお願い申し上げました。

トルコ共和国初の女性中央銀行総裁となる誇りを感じることができたのは国庫・財務大臣のおかげであり、また、凡そ9ヶ月間、昼夜を問わず献身的に働いてくれた同僚たちのおかげです。

特にアメリカの民間企業で22年間、経営と銀行業務に携わってきましたが、我が子にとっても今後大きな遺産となるべき祖国と国民に奉仕する機会を与えてくださり、在任中も支援をいつ何時も惜しまなかった大統領に感謝とお礼を申し上げます。」

■シムシェキ大臣の最新の発表

エルカン総裁の決断を伝える発表を受けて、メフメト・シムシェク国庫・財務大臣が声明を発表した。

シムシェク大臣は、エルカン総裁の決定は個人的なものだと述べた。シムシェクの声明は以下の通り。

(略)

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（ 翻訳者:鈴木敬人 ）
（ 記事ID:57262 )