アメリカ:レバノン系ロビー団体がワシントンとニューヨークで政府・外交関係者らと面会(1)
2024年02月17日付 Al-Nahar 紙


■ワシントン・ニューヨークでのレバノン・アメリカ調整委員会(LACC):レバノンの中立化、安保理決議第1701号の履行、共和国大統領の選出を目指す

【本紙】

レバノン・アメリカ団結委員会(LACC)は、「我々は年次の評価・展望のためのリトリートを経て、今月2月5日から10日の間にワシントンにある国務省、上下両院、ホワイトハウスを含む政府機関、および駐ワシントンに・アラブ連盟大使への訪問を行った。その後、我々の代表団は国連事務総長補佐官(中東担当)や安保理理事国の代表部と面談するためにニューヨークに移動した。さらに、国連のアイルランド政府代表部に対して、2022年1月に暗殺された国連レバノン暫定軍(UNIFIL)の兵士だったショーン・ルーニー氏への弔意を表明した。また、安保理決議第1701号の範囲内でUNIFILが南部でレバノン軍と協力して果たしている多大な役割への謝意を強調した。そして、レバノン人の関与が疑われているUNIFILがさらされているあらゆる攻撃に加えて、今日のイスラエルによる度重なる攻撃を拒絶した」と報じた。

またLACCは声明で次の通りに指摘した。「代表団の一連の訪問では、明確なメッセージが伝えられ、成果報告書においてそれをまとめたものが提示された。その最も特筆すべきものは以下の通りだ。

―イスラエル・ハマース間の紛争においてレバノンを中立化する。それによって、レバノン人民は壊滅的なリスクを回避する。

―レバノン軍の能力構築を促進し、同軍はこれに関わる唯一の軍事的正統性を持つ、つまり、UNIFILと協力して安保理決議第1701号を履行するものだと確認した。

―大統領の不在が継続することはレバノンのアイデンティティにとって危険であると認識している。」

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( 翻訳者:大森耀太 )
( 記事ID:57355 )