高速鉄道、黒海岸へ
2024年03月08日付 Hurriyet 紙


交通・インフラ大臣のアブドゥルカディル・ウラルオール氏は、高速鉄道網をトルコ全土にさらに広げるため、重点的に取り組んできたと明らかにし、直近ではアンカラ・スィヴァス間の高速鉄道路線を開通し、現在は高速鉄道網を黒海まで延長する計画に着手したと明かした。

交通・インフラ大臣のアブドゥルカディル・ウラルオール氏は、起工したギレスン湾立体交差点と、一日に3万2500台の交通量がある道路により、都市交通の渋滞を回避できるようになると明らかにしつつ、「このようにして、我々の計画により年間計3億3000万リラの支出を削減することができる。二酸化炭素排出量も610トン削減し、自然環境の保護にも貢献する」と語った。ウラルオール氏は、ギレスンにおける総コスト182億1900万リラの19プロジェクトが継続していることを強調した。

交通・インフラ大臣のウラルオールは、ギレスンの交通渋滞を大幅に減少させるギレスン湾立体交差点を、産業技術大臣メフメト・ファティフ・カジュル氏とともに起工した。ウラルオール大臣は、このとき行われたスピーチを3月8日の国際女性デーを祝して始め、ギレスンは比類ない自然と豊かな文化によって、時を追うごとに魅力を増してきた都市であると語った。ウラルオール大臣は、「しかしながら、2002年以前にはアクセスの機会が発達せず、不十分であったために、ギレスンが有するその豊かさを十分に評価することができなかった。大統領閣下率いる公正発展党(AKP)が政権を取るまでは。交通・インフラ省として、ここ22年間でギレスンの交通・通信インフラに総額704億1500万リラを投資した」と語った。

■「ギレスンの人々に安全と利便性を提供した」

ウラルオール大臣は、2002年のギレスンにはたった26kmの道路が点在するのみであったことを強調し、分断された道路の全長を128kmに延長し、12kmであったアスファルト舗装の道路は205kmにまで及んでいると説明した。214kmの道路の改良工事を行ったこと、計2万5590mの長さのトンネルを14か所、計5778mの橋を125か所建設したことを明らかにしたウラルオール大臣は、「ギレスンの人々に安全と利便性を提供した。我々は大統領閣下の指導の下、迅速に黒海沿岸道路を完成させ、2007年には開業した。この道路によって、サムスンからサルプ国境検問所まで活動できるようになり、豊かさが行き渡った。沿岸道路には15か所のトンネルを設け、住民にサービスを提供した。ギレスンのきょうだい達は、曲がりくねった道で暮らす苦悩を忘れ去った」と語った。

Tweet
シェア


この記事の原文はこちら

 同じジャンルの記事を見る


( 翻訳者:関口ひなた )
( 記事ID:57486 )