エルドアン大統領「これが最後の選挙」
2024年03月09日付 Cumhuriyet 紙
レジェプ・タイイプ・エルドアン大統領は、3月31日の地方選挙に関連して、「法律に従い、私にとってこれが最後の選挙となる。しかし、結果は、私の後任への信頼の承継となるだろう。」と述べた。
公正発展党の党首でもあるエルドアン大統領は、トルコ青年財団(TÜGVA)がシナン・エルデム・スポーツ会館で開催した第7回青年ミーティングに先立って財団の県代表者81人とともに、一堂に会した。
エルドアン大統領は、スピーチを行い、「ご存じの通り、3月31日は、トルコの分岐点である。そして、全てのイスラム世界がこの日に注目している。トルコで何が起きるのか。国政選挙ではないものの、人々は地方選挙に注目している。選挙は公正発展党にとってどのような結果をもたらすのか。そのため、もちろんとても力強い若者を擁する我々は、3月31日の夕方、まるで投票箱を(投票用紙で)爆発させるかのように異なった意見を持つ人々に必要な答えを示すと信じている。」と述べた。
■「私にとって最後の選挙」
エルドアン大統領は、以下の言葉を続けた。
「休みなく努力を続けている。まるで息をつかないかのように皆で駆け抜けている。というのも、法律に従い、私にとってこれが最後の選挙となる。しかし、結果は、私の後任への信頼の承継となるだろう。そのため、それ相応に準備を進め、踏み出さなければならない。また、大きく異なる意見を持つ人々に対して必要な答えが欲しいので、3月31日がチャンスだ。4月1日以降新しい時代を始めよう。」
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( 翻訳者:山口晴夏 )
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