レバノン:衝突緩和も、入植者らの帰還のめどは立たず(3)
2024年03月21日付 al-Mudun 紙
■南部で「落ち着いた」対立…7月以前での入植者らの帰還はなし
【本紙】
入植者らの近い帰還はない
イスラエル軍報道官は、「昨日ドゥハイラ村でヒズブッラーの軍事施設を攻撃した」と発表した。一方でイスラエルの「チャンネル12」は、イスラエル軍のガリラヤ部隊の隊長であるシャーイ・クラッパー准将が、「我々は昨年10月7日に任務の遂行に失敗した」と述べ、「我々は北部での治安状況の変更に取り組んでいるが、その道のりはいまだ長い」と付言したと報じた。
一方で『イスラエル・ハヨム』紙は、ベンヤミン・ネタニヤフ首相の事務所が最近、来学年度の開始やこれを9月1日から延期すること、また入植者らのホテル滞在やこれを7月以降まで延長することに関して、北部の地方首長らと会談を行っていると報じた。また同紙は、教育のための経済的準備のため、またより長期間にわたって入植地外で入植者らへの「もてなし」を続けるために予算を増加させる必要があるため、地方首長らとの会談が数日前から行われていると明らかにした。
(4)に進む
(2)に戻る
この記事の原文はこちら
原文をPDFファイルで見る
( 翻訳者:大森耀太 )
( 記事ID:57547 )