レバノン:10.7以降のヒズブッラー側の死者数が計246人に増加
2024年03月26日付 al-Quds al-Arabi 紙


■ヒズブッラー:イスラエルとの対立で我々の死者数が計246人に増加

【アナトリア通信】

ヒズブッラーは火曜日(26日)未明、レバノン南部でのイスラエル軍との国境付近での対立で構成員1人が死亡し、昨年10月8日以降の死者数が計246人に増加したと発表した。

同組織は短い声明で、1994年生まれでレバノン南部のシャブリーハー村出身の「アブー・アリー」ことフサイン・アリー・ダブーク氏の訃報を伝え、同氏は「エルサレムへの道半ばで殉教した」と述べた。

この対立が原因で、ヒズブッラーの構成員246人、アマル運動から12人、イスラーム聖戦から12人、ハマースから13人、さらに50人のレバノン民間人、レバノン軍兵士1人、国内治安部隊の隊員1人がそれぞれ死亡した。

イスラエルが2023年10月7日からガザ地区に対して仕掛けている破壊的な戦争の影響として、同国政府は「ジェノサイド」の容疑で国際司法裁判所(ICJ)に出廷した。また同月8日以降、イスラエル・レバノン国境では、イスラエル軍とヒズブッラーおよびパレスチナ諸派の間で攻撃の応酬が起こっており、その結果イスラエル側にも死者が発生している。

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( 翻訳者:大森耀太 )
( 記事ID:57560 )