地方選結果はトルコ・リラ相場にどう影響するか?
2024年03月29日付 Cumhuriyet 紙


アメリカの投資銀行ゴールドマンサックスは、トルコの選挙の結果とは関わりなく通貨・財政政策が現行のまま継続するとの予測を行った。

ゴールドマンサックスは、3/31日曜日に行われる統一地方選挙の前に報告書を作成した。

報告書では「選挙の結果とは関わりなく通貨・財政政策が継続・保持されるほか、トルコリラへの圧力が収まると予想される。予算収入が長期間の平均に到達したため、選挙後に去年のような増税は予想されず、支出方面への圧力も低下すると予測される。」との表現がなされた。

◾️「トルコリラの価値損失の可能性が低いことを示すシグナル」

今年のインフレ予想についても記載を行った同報告書では、「インフレ率は、5 月にピークに達し、そこから良好な基礎要因を受けて年末に向け33パーセントにまでと急激な低下を開始すると予想している。」と説明された。

報告書では外貨需要について、「選挙後にトルコリラの価値が過度に失われるというトルコ国民の考えから外貨需要が高まっている。ただ、トルコ共和国中央銀行(TCMB)が政策金利を先週500ベーシスポイント引き上げ[50%に]したことは、こうした価値の下落の可能性が低いことを示す強力なシグナルであると考えている。」と説明された。

◾️「インフレの68.5パーセントに上昇すると予想できる。」

同報告書は、ラマダン月が今年の三月に当たったため食品やサービスのインフレと共に、インフレがこの時期に高止まりし続けると予測し、「マイナスの基礎要因により、三月のインフレ率が年率68.5%に上昇すると予想している。」と述べた。

報告書は、月ベースで外国為替上でトルコリラの弱体化を理由として上昇する基幹商品の価格上昇に対し、消費者物価指数下の他の費目の指数では[上昇の]鈍化が予想されると指摘し、現行のインフレ環境下で賃金上昇やラマザン月がインフレに及ぼした総合的な影響を計算するのは困難であるため、推測には不確定性があると述べた。

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( 翻訳者:鈴木敬人 )
( 記事ID:57576 )