ガザ:イスラエルが人道支援の警護の監督にあたっていた緊急委員会の委員長を暗殺(2)
2024年03月20日付 al-Quds al-Arabi 紙
■イスラエルが人道支援の警護を監督していた緊急委員会の委員長を暗殺
【ガザ地区:アナトリア通信】
火曜日の夕方、クウェート・ラウンドアバウトで支援物資分配を監督していた人民委員会を標的にしたイスラエルの爆撃により23人のパレスチナ人が殉教し、複数人が負傷した。
パレスチナ国営通信『ワファー』は、「占領政体イスラエルは人民委員会に所属する名士や部族が、クウェート・ラウンドアバウトからガザ地区への支援物資の運搬を監督するために集まっていたところを標的にし、その結果少なくとも23人の市民が殉教し、他にも複数の負傷者が出た」と報じた。
過去2日間、イスラエル軍はガザ地区北部に向けた支援物資の警護と到着に関与している人物を標的にしており、標的となった人のうちもっとも顕著であったのはハマースが運営するガザ政府の国内治安部隊作戦局長官であるファーイク・マブフーフ氏であった。
イスラエル軍は月曜日、ガザ地区のシファー病院内でマブフーフ氏を殺害したと発表した。一方ガザ政府報道局は、マブフーフ氏は各部族やUNRWAとともにガザ地区への人道支援導入の調整者であったと述べた。
(後略)
(1)に戻る
この記事の原文はこちら
原文をPDFファイルで見る
( 翻訳者:佐々木舞香 )
( 記事ID:57596 )