サウジアラビア:二聖モスクの守護者が演説、「イスラエルのガザ侵攻は終わらせるべき」
2024年04月10日付 Al-Ahram 紙
二聖モスクの守護者サルマーン・ビン・アブドゥルアズィーズ・アール・サウード国王
■二聖モスクの守護者、パレスチナ人への攻撃を止める必要性を強調
【n.p.:中東通信社】
二聖モスクの守護者サルマーン・ビン・アブドゥルアズィーズ・アール・サウード・サウジアラビア王国国王は、パレスチナ人への攻撃を停止する必要性を強調し、安全な人道・救援回廊を提供し、パレスチナ独立国家の樹立や安全な生活を含むすべての正当な権利を保証してパレスチナ人の苦しみを終わらせねばならないと述べた。
サルマーン国王は火曜日のイード・フィトルの演説で「至高なるアッラーは、わが王国(サウジアラビア王国)に、唯一の言語、1つの集団、二聖モスクとそこへのハッジ巡礼者、ウムラ巡礼者、訪問者に奉仕する栄誉など数多くの祝福をお与えくださいました。(アッラーの祝福に対する感謝とともに)私たちは建国者アブドゥルアズィーズ・ビン・アブドゥッラフマーン初代国王と彼の息子たちである歴代国王の(統治)方法を踏襲しています」と述べた。この演説はサルマーン・ビン・ユーセフ・ドゥーサリー情報大臣が国王に代わって行った。
政府系ニュース・報道チャンネル「イクバーリーヤ」が報じた。
そして国王は、「至高なるアッラーに讃えあれ。アッラーのおかげでこの聖なるラマダーン月に、何百万人もの巡礼者がウムラの儀式を容易かつ快適に実行できました。そして、巡礼者たちが滞りなく礼拝や儀式を行えるように入念に準備し、サービスを提供した王国の公的部門に感謝します」と続けた。
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( 翻訳者:藤澤千咲 )
( 記事ID:57633 )