ディヤルバクルで5年ぶりの管財人抜きの市政開始
2024年04月15日付 Cumhuriyet 紙


人民の平等と民主主義(DEM)党所属のディヤルバクル広域市アイシェ・セラ・ブジャック・キュチュク市長は、任期の初日に職員を出迎えた。キュチュク市長の着任により、2019年8月19日から現在まで続いた管財人を抜いた市政初日が始まった。

DEM党から立候補したディヤルバクル広域市アイシェ・セラ・ブジャック・キュチュク市長は、任期の初日を迎えた。

広域市庁舎で職員を出迎えたキュチュク市長は、職員たちに職務での成功を祈り、断食明けの祭を祝った。キュチュク市長[の着任]によってディヤルバクル広域市で5年間ぶりに管財人抜きの市政の初日が始まった。

■最初の管財人は2016年に任命

2014年の地方選挙でディヤルバクル広域市共同市長に選出されたギュルタン・クシャナク氏とフラト・アンル氏の共同市長は、2016年10月25日に当人たちに関し進められた捜査の中で拘束され、出廷させられた法廷によって「テロ組織のメンバー」という罪で逮捕された。クシャナク市長とアンル市長の逮捕によって11月1日に時のアンカラ県エティメスグト郡ジュマル・アッティラ郡知事は、ディヤルバクル広域市に任命された最初の管財人となった。

■管財人に任命された2人の知事は召還

2016年に管財人として任命されたジュマル・アッティラ郡知事も候補者として競った2019年3月31日の統一地方選挙では、人民の民主主義党(HDP)の候補者であるアドナン・セルチュク・ムズラクル氏がディヤルバクル広域市長として選出された。5カ月の任期の後、ムズラクル市長は、2019年8月19日に内務省の決定によって、「テロ組織と繋がり・関連がある」、「テロ組織への支援が確認され証拠が見つかった」とされて失職した。現在はエディルネのF型高等警備刑務所に収監されているムズラクル氏の代わりに2019年8月21日付で時のディヤルバクル県ハサン・バスリ・ギュゼルオール県知事が管財人として任命された。ギュゼルオール知事は、2020年6月10日付官報で発表された辞令により行政監察官に任命された。

ギュゼルオール知事に中央官庁への辞令が下った後、ディヤルバクル県知事とディヤルバクル広域市長代理を現在は内務副大臣を務めているムニル・カラロール氏が兼任することになった。しかし、カラロール知事も2022年5月12日付で任を解かれ、後任にアリ・イフサン知事が任命された。

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( 翻訳者:新井慧 )
( 記事ID:57684 )