イスラエル:レバノン国境付近で軍事演習を実施
2024年04月16日付 al-Quds al-Arabi 紙


■イスラエル占領軍がレバノン国境付近で火曜日に軍事演習を行う

【テル・アビブ:諸通信社】

イスラエル占領軍は明日火曜日(16日)に、レバノン南部国境付近の北部で軍事演習を行う予定だと発表した。これは、「あらゆる領域の脅威に立ち向かう準備をする」ための一環だという。

同軍は、月曜日(15日)夕方に「X(旧ツイッター)」上の自身のアカウントで投稿した声明で「明日(火曜日)、朝から正午までの間、高地および中部ガリラヤで軍事演習を行う予定だ」と述べた。

そして同軍は「演習の間、複数の航空機および車両、そして多くの治安部隊が活発に行動するだろう」と付言した。

また同軍は「この演習は、2024年の年次訓練計画の一部として、そしてあらゆる領域の様々な脅威に立ち向かう準備の一環として、既に計画されていたものだ」と説明した。

占領下パレスチナの北部国境では「ヒズブッラー」との緊張が高まっている。国境の両側で空爆の応酬が起こっており、より広範な戦争へと発展する危険性と懸念がある。

10月7日以降、米国の支援するイスラエルの破壊的な侵攻にさらされている「ガザ地区と連帯するため」、「ヒズブッラー」とレバノンのパレスチナ系諸派は、イスラエル占領軍との断続的な空爆の応酬を日常的に繰り返している。

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( 翻訳者:大森耀太 )
( 記事ID:57696 )