環境保全技術者委員会、ローマ都市イディロスの保全に危機感
2024年04月18日付 Cumhuriyet 紙


昨今行われている木の伐採で注目を集めるイディロス古代都市地域で建設が予定されているホテルに関し、環境保全技術者委員会のアンタルヤ支部から警告が届いた。

環境保全技術者委員会のアンタルヤ支部は、ケメル・アユシュウ海岸近くの地域のホテル建設計画が自然破壊、生態系の喪失、古代都市の遺跡の破壊、歴史的遺物の密輸の原因になりうると指摘した。

環境保全技術者たちは、ホテル建設計画に伴う環境への影響評価報告書が、発掘で発見された歴史的遺物や、地域の現在の自然状況をきちんと配慮しないまま用意されたものであると明らかにし、現在の報告書を新しくする必要があると強調している。

また同委員会は、現在ホテルの造りが沿岸法に反していることや、そのため海岸の自然な形が破壊されていると言及し、新たなホテル建設計画の停止を呼びかけた。

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( 翻訳者:芝田幸恵 )
( 記事ID:57711 )