■カタール国務大臣がベイルートに:私的で迅速な訪問
【本紙】
政治的動機によるフライフィー大臣の潜在的なベイルート訪問に関する情報は、ずっと以前からレバノンで浸透していた。しかしこの段取りには、レバノンの派閥間での合意要素の充足、そして総合理解を確立するための政治的状況の成熟をともなう必要があった。特に現在中東地域は、ガザ地区で進行中の戦争の経路や、レバノン南部で目下続いている衝突の数々を目の当たりにしているためである。
フライフィー大臣は以前、厳密には昨年4月にベイルートを訪れており、これはパリでの5カ国委員会会議ののちのことだった。この会議で同大臣は、政治的解決や国際的に求められている改革計画の履行が実現している条件のもとで、政治的・憲法的な正当性を実現し、レバノンに提供可能な支援を模索するためのロードマップの策定に着手するために複数の団体と面会した。
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( 翻訳者:大森耀太 )
( 記事ID:57749 )