イラク:UNITADがイラク国内での活動停止を余儀なくされる
2024年03月20日付 al-Quds al-Arabi 紙


■イスラーム国の犯罪を捜査する国連調査使節団がイラクでの活動停止を余儀なくされる

【バグダード:本紙】

イスラーム国が犯した大量虐殺と戦争犯罪の容疑をイラクが調査するのを支援するために結成された国連使節団は、イラク政府との緊張関係の末、調査を完遂する前に早期に業務を停止することを余儀なくされた。

2017年に結成された同使節団は、過激派組織がシリアとイラクの各地への侵略を開始してから約10年を経て廃止されることとなった。今でもイスラーム国による多くの犠牲者が各キャンプへの避難を余儀なくされており、公正を切望している。

一方「イスラーム国によって行われた犯罪を問責するための国連調査団」(UNITAD)のクリスチャン・リッチャー代表はインタビューで、「調査は完了したのか?いやまだである。これはまったくもって明白である」と述べた。

リッチャー氏はさらに、「我々にはさらなる時間が必要だ。もし2024年9月を調査完了の期日として設定するのであれば、調査の進展を実現することは不可能であろう。数百万もの証拠をアーカイブするようなほかの案は存在しない」と付言した。

調査チームの活動停止にかかわるイラクの決定に対して批判的な人々は、この決定が、イスラーム国のさらなる構成員を問責するための取り組みを阻害することになるだろうと述べている。

(後略)

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( 翻訳者:桑山ジュリオ、清久功介 )
( 記事ID:57750 )