レバノン:ナスルッラー氏が在シリア・イラン領事館への攻撃についてコメント(4)
2024年04月08日付 al-Quds al-Arabi 紙
■ナスルッラー氏「イラン領事館への攻撃の目的は軍事顧問らのシリア国外への追放である」
【ベイルート: 本紙】
彼らの支持者たちは街中に繰り出て、そこからは、彼らが政治的な政党であり『痩せ細った』民主的な政党であるとの根拠にもとづいて、武装解除にかかわる言説も聞かれた。彼らを突き動かしているものがその実、埋められた憎悪と心の盲目であるにもかかわらず」。そして、「去年リファーイー師が拘束されたときは、ヒズブッラーが同師を拘束し殺害したとの嫌疑をかける人々や、レバノン軍団を筆頭とする諸政党が現れた。我々はその後4日間待ち、神のおかげで、治安当局によりこの犯罪が家族犯罪であったことが暴かれた」と述べ、「誘拐された人の顛末が明らかになったことは、レバノン軍団とカターイブの両党にとっての真のスキャンダルであり、彼らが権利や真実の民などではなく、内戦を求める諍いの根源となっていることを示すものとなった」と指摘した。
そして同氏は次のように締め括った。「この国では、戦争や内乱を止めようとする者が告発される。そしてその筆頭が我々ペア(ヒズブッラーとアマル運動)であった。なぜなら我々はタイユーナで殺され、国内の平和を守る権利について沈黙を保っているからだ。そして昨日我々は告発され、なお沈黙を保っている」。さらに同氏は、「昨日彼らは、ケセルワン・ジュバイル(県)の人々を脅そうとし、脅迫のメッセージを送った。これは息が切れるほどの危険な行為であり、彼らはその重大さに気づく必要がある」と注意を向けた。
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( 翻訳者:酒井梢太 )
( 記事ID:57803 )