ガザ:イスラエルが空爆により人道支援団体のスタッフらを殺害(4)
2024年04月04日付 al-Watan 紙


■安全上の理由から…国連がガザ地区内での職員の夜間移動を24時間停止…占領軍は人道支援団体のスタッフら7人を空爆により殺害

【ダマスカス:本紙】

これと同時に、国連パレスチナ難民救済事業機関(UNRWA)は、占領政体イスラエルによって、同機関が食糧物資や必需品を運び入れるためにガザ地区北部に入ることを妨害し続けていると明らかにした

UNRWAはSNSサイト「X」に次のように投稿した。「占領軍が通行所を介した人道支援物資の導入を管理しているために、ガザ地区南部にいる数十万人の避難民が水、食料、医薬品の不足に苦しんでいる」と投稿し、別の投稿では次のように述べた。「イスラエル占領軍が住宅、施設、インフラ、避難所に対して激しい爆撃を加えた結果、ガザ戦争が開始して以降、悲劇的にも我々のスタッフ176人が殺害された」

一方赤十字国際委員会は昨日、「ガザ地区内の病院は瓦礫と化しており、人道支援分野でのスタッフたちは殺害されている」と発表した。

その際同委員会は。「ガザで援助と医療が減少していることは、希望が減少していることを意味する」、また「医療制度のあらゆる崩壊は民間人にとっての破滅を意味する」と付言し、「医療ケアシステムは次から次へとくる衝撃に直面しており、患者たちは救急医療にアクセスする手段を失いつつある」と警告した。

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( 翻訳者:国際メディア情報センター )
( 記事ID:57811 )