エジプト:女子学生自殺事件の被告人に懲役3年を求刑
2024年05月04日付 Al-Ahram 紙
■北シナイ刑事裁判所、アリーシュの学生ナイラを自殺に追い込んだ被告人に懲役3年の判決
【イスマーイーリーヤ:ハーリド・ルトゥフィー】
今日土曜日(5日)、北シナイ刑事裁判所は、アリーシュの女子学生ナイラ・サラーフを自殺に追い込んだ罪で起訴された被告人2人に対し、懲役3年の判決を言い渡した。また、裁判所は被告人の携帯電話を押収し、事件を所轄の民事裁判所に付託する判決を出した。
この判決はアブドゥルアズィーズ・シャーヒーン判事、諮問委員会メンバーのワーイル・シャアバーン・ハーフィズ判事、サーミル・ザウィ・ファッカール判事、リダー・ラジャブ秘書の下で出され、イスマーイーリーヤ裁判所複合施設で行われた。
メディアで「アリーシュの女学生」として知られるナイラ・サラーフ・ザグビーを自殺に追い込んだ容疑で起訴された2人の学生「ターハー」と「シュルーク」が、北シナイ刑事裁判所のあるイスマーイーリーヤ裁判所複合施設に到着した後、同施設にて、被告の第二公判が審理された。
昨年4月4日、裁判所は、被告学生らの公判を2024年5月の第1回公判まで延期する決定を下していた。被告側の弁護人が訴訟書類と裁判書類を検討するために延期を要求していたことから、このような対応がなされた。告発された学生であるシュルーク・アフマドの弁護側も、被告が大学試験を控えているという理由から、被告を釈放するよう要求していた。
検察当局はアリーシュ大学獣医学部の学生、ナイラ・ザグビー自殺事件で、彼女を恐喝し、彼女の携帯電話から秘密裏に外部に通信を行った罪で、被告らの収監を命じていた。
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( 翻訳者:藤澤千咲 )
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