サウジアラビア:ビン・ファルハーン外相がイスラーム協力機構首脳会議に際してガザ地区での即時停戦を改めて要求
2024年05月04日付 al-Quds al-Arabi 紙
■サウジアラビアがイスラーム協力機構首脳会議に際してガザ地区での即時停戦を改めて要求
【バンジュル:諸通信社】
サウジアラビアは土曜日、約7か月間戦争に苦しんでいるガザ地区での即時停戦を改めて要求し、同地区のパレスチナ人の苦難を終わらせるために安全な人道回廊を提供することの重要性を強調した。
これはガンビアの首都バンジュルでイスラーム協力機構が「継続的な発展のための対話を通じた団結と連帯の強化」をスローガンに開催したイスラーム諸国サミットに際して、サウジアラビアのファイサル・ビン・ファルハーン外相が行ったスピーチのなかで述べられた。
ユーチューブ上での同サミット中継によると、ビン・ファルハーン氏は会議の開会スピーチで「サウジアラビアはガザにおける即時かつ恒久的な停戦を改めて要求する」と述べた。
さらに同氏はガザでの「パレスチナ人の苦難を終わらせるために安全な人道回廊を提供する」ことの重要性を強調した。
さらにサウジ外相は、ガンビアが同サミットの新たな議長国を務めることへの祝意を表した。
土曜日、ガンビアの首都バンジュルで第15回イスラーム協力機構サミットが始まった。
同機構の発表によると同サミットには、イスラーム協力機構の加盟57か国および同機構外の世界中の国々の首脳らが2日間にわたって出席する予定である。
パレスチナと国連のデータによると、イスラエル占領軍は昨年10月7日以来、ガザで破壊的な戦争を行っており、そのうちのほとんどが子供や女性である数万人の死傷者を出しただけでなく、子供や高齢者の命を奪った大規模な破壊と飢餓をもたらした。
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( 翻訳者:藤井孝成 )
( 記事ID:57859 )