エジプト:イスラエル人「実業家」殺害に関する犯行声明
2024年05月07日付 al-Quds al-Arabi 紙
■「解放の前衛、殉教者ムハンマド・サラーフの同志」がアレクサンドリアにおけるイスラエル人「実業家」殺害の犯行声明を発表
【カイロ:本紙】
「解放の前衛、殉教者ムハンマド・サラーフの同志」と名乗るグループが、アレクサンドリア市におけるイスラエル工作員とされる人物の暗殺について犯行声明を発表した。
イスラエルの報道機関は、イスラエル外務省がエジプトにおけるユダヤ人実業家殺害に関する調査を続行中であると伝えた。
ロシアとカナダの二重国籍を持ち、(北部)ブハイラ県で野菜や果物を乾燥・輸出する会社を経営する実業家のゼヴ・キペル氏が、アレクサンドリアのスムーハ地区で何者かに殺害された。
昨年アウジャ検問所付近で作戦を実行し多数の占領軍兵士を殺害した殉教者ムハンマド・サラーフの名を冠したこの集団は、この作戦はガザ地区における占領軍による虐殺に対して行ったものであると述べた。
加えて同グループは「X」上に投稿された声明のなかで、200日以上もの間恐ろしい虐殺やラファでの軍事作戦が続いており、シオニスト犯罪政体が支配する世界では誰も動くことができない、と述べた。
また続けて、「我々はガザの人々がさらされた恐怖と子供や女性、乳児でさえ逃れられなかった虐殺を目の当たりにし、たとえそれが非難を行い、面目を保つためのものだったとしても真の公式反応を待った。しかしながらそれが示したものは裏切りと強制であった。そのため、我々は対抗措置として民衆行進を再開し、我々の土地で暴れ、血を流し、富を略奪し、統治者たちを買収している敵を標的にすることにした」と述べた。
(後略)
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( 翻訳者:中原葉 )
( 記事ID:57885 )