トルコ統計局(TÜİK)が行った発表によれば、4月の住宅販売数は11.8%減少した。
全国的に、4月の住宅販売数は前年同月比で11.8%減少し、75,569戸となった。住宅販売数が最も多い県は戸数順でイスタンブル県12,406戸、アンカラ県6,272戸、アンタルヤ県4,427戸となった一方、最も少ない県はアルダハン県18戸、ハッキャーリ県35戸、トゥンジェリ県49戸だった。1月〜4月期の住宅販売数は前年同期比で3.7%減少し、355,173戸となった。
■住宅ローンでの住宅販売数は7,071戸となった
全国的に、4月の住宅ローンでの住宅販売数は前年同月比で67.5%減少し、7,071戸となった。全住宅販売数のうち住宅ローン物件の割合は9.4%となった。1月〜4月期の住宅ローンでの住宅販売数は前年同期比で57.0%減少し、34,693戸となった。4月の住宅ローンでの販売数のうち1,744戸、1月〜4月期の住宅ローンでの住宅販売数のうち8,313戸は新築の物件だった。
■その他の販売方法で68,498戸が引き渡された
全国的に、4月の(ローンではない)その他の住宅販売数は前年同月比で7.2%増加し68,498戸となった。全住宅販売数のうちその他の方法の割合は90.6%になった。1月〜4月期のその他の方法での住宅販売数は前年同期比で11.2%増加し、320,480戸となった。
■新築の販売数は24,085戸
全国的に、4月の新築の販売数は前年同月比で10.6%減少し24,085戸となった。全住宅販売数のうち新築物件の割合は31.9%となった。新築の販売数は1月〜4月期では前年同期比で1.3%増加し、112,341戸となった。
■中古物件の販売では51,484戸が引き渡された
全国的に、4月の中古物件の販売数は前年同月比で12.3%減少し51,484戸となった。全住宅販売数のうち中古物件の割合は68.1%となった。中古物件の販売数は1月〜4月期では前年同期比で5.9%減少し、242,832戸となった。
■4月、外国人に対して1,272戸販売
外国人に対する4月の住宅販売数は前年同月比で50.3%減少し1,272戸となった。4月の全住宅販売数のうち、外国人に対する住宅販売の割合は1.7%となった。外国人に対する住宅販売数が多い県は戸数順にアンタルヤ県454戸、イスタンブル県407戸、メルスィン県149戸となった。
■2024年4月の外国人に対する住宅販売数
外国人に対する住宅販売数は1月〜4月期では前年同期比で48.4%減少し、6,957戸となった。
■国籍別で販売戸数が最も多いのはロシア人となった
4月に国籍別で販売件数が最も多くなったのは販売数順でロシア人293戸、イラン人117戸、ウクライナ人91戸だった。
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( 翻訳者:伊藤梓子 )
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