ハッキャーリ自治体共同首長、拘束
2024年06月03日付 Medyescope 紙


人民の平等と民主党(DEM)は、警察がハッキャーリ市に強制捜査をかけ、メフメト・スドゥク・アクシュ共同首長がヴァンで拘束されたと報じた。ハッキャーリ県知事府は、県全域で「抗議活動による襲撃事件の防止」のため、デモ行進、集会、記者会見、座り込み行為といった全ての抗議活動を10日間禁止した。

人民の平等と民主党が3月31日の統一地方選挙で勝利したハッキャーリ市に、警察が強制捜査を仕掛けた。同党は、ハッキャーリ市のメフメト・スドゥク・アクシュ共同首長がヴァンで拘束されたと発表した。

同党がSNSで共有した発表では、「私達はこの管財人的考えを拒否する。私たちの市民はこうしたものを認めないことを、3月31日に民主的な方法で示した。」と述べた。党の発表は次のとおり。

「毎回、市民の意思に敗れた政権は、再び最も通暁している方法である意思の強奪、クーデーター的手法に訴えた。今朝、ハッキャーリ市メフメト・スドゥク・アクシュ共同首長がヴァンで拘束され、私達の市は警察によって強制的に奪われた。私達はこの管財人的考えを拒否する。私達の市民はこうした管財人的考えを認めないことを、3月31日に民主的な方法で示した。このクーデーター的かつ管財人的なものの見方は、ハッキャーリのみならずトルコ全土の人々の意思へ向けた脅迫である。私達の市民は、民主的な反発を最高レベルで示すべきだ。民主主義を支持する皆さんをも、このクーデーターに明確な態度を示すよう誘う。」

ハッキャーリ県知事府は、県全域に「抗議活動による襲撃事件防止」のためにデモ行進、集会、記者会見、座り込み行為といった全ての抗議活動を10日間禁止した。

「私達の憲法と法律で予見される制限と禁止の条件に直接かつ明確に適うと位置付けられる行為による襲撃事件を防止する、私達の市民の生命・財産の安全を保障する、テロ組織の計画を排除しこれに関連して国民の安全を確保する、公的秩序と公衆衛生を守る、犯罪の発生を防ぐ、基本的な権利と自由・他人の権利と自由・公共秩序の継続を確保して暴力事件の拡大を防ぐ、以上これらの目的で、ハッキャーリ県内において、2024年6月3日8時から2024年6月12日23時59分までの10日間、第2911号集会とデモ行進法の条項により、予定されているデモ行進、屋内外での集会、記者会見、座り込み行為、アンケートの実施、テントとブースの設営、署名活動の実施、お知らせ・リーフレット・ビラの配布といった全ての抗議活動が第2911号「集会とデモ行進法」と第5442号県行政法の関連条文に基づき禁止された。」

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( 翻訳者:新井慧 )
( 記事ID:58033 )