サウジアラビア:サルマーン国王の「健康状態」によりムハンマド・ビン・サルマーン皇太子の来日が延期
2024年05月20日付 al-Quds al-Arabi 紙
■サウジアラビアのサルマーン王の「健康状態」のため、ビン・サルマーン皇太子の来日が延期
【東京:AFP通信】
日本政府報道官は月曜日、サウジアラビアのムハンマド・ビン・サルマーン皇太子が今週に予定されていた自身の来日予定を、父であるサルマーン国王の「健康状態」により延期したと発表した。
一方サウジの王宮府は日曜日にすでに、サルマーン・ビン・アブドゥルアズィーズ国王(88)に医学的検査が実施され、これにより同国王が肺炎を患っていることが明らかになったと発表していた。また同国王に対し、医者らは抗生物質を基盤とした治療プログラムを準備したという。
日本政府報道官である林芳正内閣官房長官は定例記者会見で、5月10日に予定されており、月曜日から木曜日まで実施されることが決定していたビン・サルマーン氏の訪問は、「両国間でスケジュールが再考される予定である」と述べた。
しかしサウジアラビア王国の情報筋が月曜日にフランス通信社へ述べたところによると、同国の皇太子に随行する予定されていた使節団のメンバーらによる訪問は引き続き進行中であるという。
サウジアラビア王国の皇太子にとって2019年以来初となる日本訪問の目的は、同国政府と日本政府の間の重要な経済的関係、特にエネルギー分野における関係を強化することであった。
(後略)
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( 翻訳者:戸田志歩・山西茉由子・荒木七海 )
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