ブラックベリー収穫始まる、果実16か国、ジュースは34か国に輸出
2024年06月15日付 Cumhuriyet 紙


スィイルト県クルタラン郡でトルコ最大の単一で230エーカーのブラックベリーの果樹園で、式典とともに収穫が始まった。収穫された14種類の新鮮なブラックベリーは16か国へ、ジュースは34か国へ輸出される。

クルタラン郡のユヌスラル村で230エーカーの敷地に作られた、トルコで最大の単一で230エーカーのブラックベリーの果樹園で式典とともに収穫が始まった。
式典にはスィイルト県のケマル・クズルカヤ知事、バトゥマン県のエクレム・ジャナルプ知事、AKPのディヤルバクル選出国会議員のスナ・ケポル・アタマン議員、スィィーイルト県軍警察のエムルッラー・ビュユク司令、スィイルト県警察のネジメッティン・オズトゥルク局長、バトゥマン県内の大学の学長らが参加した。

式典は黙とうと、トルコ国歌の斉唱とともに始まった。
また収穫された14種類の新鮮なブラックベリーは16か国へ、ジュースは34か国へ輸出されると伝えられた。

■キロ当たり30ドル

式典で話したスィイルト県のケマル・クズルカヤ知事は、ブラックベリーは1キロ30ドル近くの付加価値をつけて輸出されると述べた。
クズルカヤ知事はブラックベリーは世界中に届けられ、大変価値ある商品であると話し、「ここでサクセスストーリーを目撃するために私たちは集まった。2019年から2023年にかけて第11次開発計画で3つの重要戦略課題を決定した。1つ目は農業、2つ目は観光、3つ目は防衛だ。この第11次開発計画で述べられた重点があるが、農業についてはまさにここを述べている。農業分野では付加価値が高い作物の確実な開発と述べられている。今日ブラックベリーの収穫が実現し、ブラックベリーの収穫によって生まれる付加価値は我々の他の商品よりも高い。ブラックベリーは実際防衛産業よりも輸出される、価値のある商品だ。今日、ジュースから洋菓子分野に至るまで多くの場所で、特に冷凍された状態で世界中に届けられる、非常に価値のある商品だ。」と述べた。

■「高い品質と水準を達成した」

企業責任者であるカスム・ケレムッラー・ジェイラン氏は、県単位ではブルサが一番だが、トルコで単一ブラックベリー事業もしくは面積では自らが一番だと話した。
ジェイラン氏は「230エーカーの作付面積で生産を続けている。今23ヘクタールの作付面積があり、ブラックベリーで高い品質と水準を達成した。私たちはブラックベリーを新鮮なまま、国内市場でも海外でも新鮮な形で輸出できる。国内経済に貢献して、外貨を獲得できる。」と話した。

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( 翻訳者:伊藤梓子 )
( 記事ID:58105 )