イエメン:米国と英国が数時間の間にフダイダへ10回攻撃(2)
2024年06月18日付 al-Quds al-Arabi 紙
■フーシー派:米国、英国が数時間の間にフダイダへ10回攻撃
【イエメン:諸通信社】
フダイダ空港はイエメン西部沿岸部にあるフダイダ県の南部に位置していて、空港には全長3kmの滑走路がある。戦争前(9年前に政府とフーシー派の間で戦争が勃発する前)は、同空港には国内線と国際線が就航していたが、現在は紛争の影響で運用を停止している。
またカマラン島は、紅海に位置する島々の中ではイエメン最大の島で、行政上は国の西部の沿岸部にあるフダイダ県に属している。
米国の支援を受けたイスラエルとの壊滅的な戦争に直面している「ガザと連帯」するために、フーシー派は紅海やアラビア海、インド洋において、イスラエルやイスラエルに関連する貨物船をミサイルやドローンで攻撃してる。
そして今年の初頭から、海上でのフーシー派による攻撃への報復として、米国率いる同盟国は「フーシー派の拠点を攻撃する」という口実のもとイエメン国内の様々な地域を攻撃している。これに対し、フーシー派も時折報復をしている。
1月に米国と英国が介入し、緊張状態をエスカレートさせている中で、フーシー派は今後すべての米国と英国の船舶も軍事目標に含めることを発表した。
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( 翻訳者:酒井梢太 )
( 記事ID:58130 )