レバノン:イスラエルの砲撃により停電(2)
2024年06月18日付 al-Quds al-Arabi 紙

レバノン:イスラエルの砲撃により南部の複数の村で停電

【ベイルート:アナトリア通信】

イスラエル軍は「ヒズブッラーの攻撃により、レバノンおよび地域全体に壊滅的な結果をもたらす可能性がある広範な激化の縁が見えてきている」と警告した。

ヒズブッラーによって状況が激化するのは通常、イスラエルによるヒズブッラーの戦闘部隊幹部の暗殺や、イスラエルの空爆によるレバノン市民の死亡を受けてのことである。

イスラエルは数十年にわたりレバノン領土の南部を占領している。

昨年10月8日以来、ヒズブッラーを筆頭に、レバノンに拠点のあるパレスチナとレバノンの諸派はイスラエル軍と毎日のように砲撃を交わし、数百人の死傷者を出しているが、そのほとんどはレバノン側で出ている。

これら諸派は「ガザと連帯している。ガザでは昨年10月7日以来イスラエルの攻撃を受け、12万2千人以上のパレスチナ人が死傷し、そのほとんどが子供や女性だ。また、極度の飢餓状態や大規模な破壊の中、1万人以上が行方不明になっている」と述べている。

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( 翻訳者:吉田最音 )
( 記事ID:58162 )