イスラエル:ヨルダン川西岸を「イスラエルの不可分な領土」にする計画(1)
2024年06月24日付 al-Quds al-Arabi 紙
■ボレル:イスラエルはヨルダン川西岸を段階的に併合する明確な意図を持っている
【ロンドン:アナトリア通信】
欧州連合の外務・安全保障政策上級代表であるジョセップ・ボレル氏は、イスラエルが占領下のヨルダン川西岸を段階的に併合する明確な意図を持っていると警告し、これが「平和につながることはない」と述べた。
ボレル氏は月曜日、ルクセンブルクで行われたEU外相級会合ののちの記者会見で次のように述べた。「イスラエルにはヨルダン川西岸を段階的に併合する明確な意図があるように見えるが、これは平和につながるものではない」。
同氏はさらに、「国際社会が支持する提案が出されてから3週間が経過したにもかかわらず、ガザ地区で(イスラエルとパレスチナ諸派の間の)停戦に至っていない」と述べた。
さらにイスラエルのガザに対する戦争が続くかどうかについての質問に対し、同氏は「残念ながらそのように見える。これはパレスチナ人のガザに残り続ける能力を試す戦争だ」と答えた。
ヘブライ語新聞『ハアレツ』によると月曜日の早い時間、イスラエルのベツァレル・スモトリッチ財務大臣は、占領下のヨルダン川西岸を「イスラエルに不可分な領土」にする意向があると表明した。
(2)に進む
この記事の原文はこちら
原文をPDFファイルで見る
( 翻訳者:吉田最音 )
( 記事ID:58201 )