チュニジア:欧州議会選挙の結果に対する政治家らのコメント(5)
2024年06月10日付 al-Quds al-Arabi 紙


■チュニジアの政治家と欧州選挙:「難民たちの孫娘」の勝利への称賛と、移民を待ち受ける「困難な日々」に対する警鐘

【チュニス:本紙】

憲法の専門家であるサルサビール・クリービー氏は次のように書いている。「フランスでは欧州議会選挙に際して、約40%の票が、移民を好まず、彼らが自分たちのアイデンティティや安全、生活を脅かしていると考える極右諸政党に投じられた」。

さらに彼女は続けてこう述べた。「フランスの大統領は、この結果を自身と彼が率いる多数派にとっての失敗であるとみなし(この選挙が国内選挙ではなく欧州議会選挙であったにもかかわらず!)、議会を解散し、6月30日に早期選挙を行うことを決定した。この決定を称賛し、民主主義の要件を尊重する、マクロンの勇気ある行動であると評価する人もいれば、無責任な決定だと考える人もいる」。

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( 翻訳者:西村璃子 )
( 記事ID:58250 )