イスラエル:約55万人のイスラエル人が戦争の最初の6か月間に自国を離れ、いまだ帰国せず(2)
2024年06月23日付 al-Quds al-Arabi 紙
■ヘブライ語ニュースサイト:55万人のイスラエル人が戦争の最初の6か月間に自国を離れ、いまだ帰国せず
【エルサレム:アナトリア通信】
タイムズ・オブ・イスラエルは、戦争下でのイスラエル人の一時的な避難、また帰国にあたっての技術的な困難に起因するものであったと思われる現象が、今では恒常的な傾向(永続的移住)に変化したと述べている。
2024年4月時点でのイスラエル統計局の最新データによると、イスラエルの人口は約990万人で、そのなかには200万人以上のアラブ人(1948年のパレスチナ人)、東エルサレム在住の40万人のパレスチナ人、ゴラン高原在住の2万人のシリア人が含まれる。
多くのイスラエル人はイスラエル国籍のほか少なくとももう一つの国の国籍を保有している、二重国籍の人々である。
ガザに対する戦争と並行して、レバノン国内のレバノン系、パレスチナ系の諸派閥は10月8日以降、連日イスラエル軍と「ブルーライン」を越える砲撃を交わしている。
国連安全保障理事会の2つの決議で戦争の即時停止が求められ、国際司法裁判所もラファフ市南部への侵略を停止し、「ジェノサイド」の発生を防止することにならび、ガザの惨状を改善するための措置を講じるよう命じているにもかかわらず、イスラエルは戦争を続けている。
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( 翻訳者:小林友哉 )
( 記事ID:58279 )