自由主義党党首、再選
2024年07月07日付 Cumhuriyet 紙
自由主義党(Hüda Par)第5回通常大会は、「公正な制度と公正な配分」というスローガンを掲げ、北アンカラ会議文化センターで行われた。
ゼケリヤ・ヤプジュオール現党首は、会場に入る時に党員が起立して拍手しながら歓呼によって迎えられた。
会議議長の選出に続き、ゼケリヤ・ヤプジュオール現党首が、提案によって再び党首候補となった。
唯一の候補として会議に臨んだヤプジュオール氏は、会議に参加した党員と招待者に感謝をした。
■「来てください。自分たちの憲法は自分たちで作ろう」
ヤプジュオール党首は、トルコが新しい憲法を起草するために当初から今まで努力してきており、この問題について積極的な努力を支持してきたと述べた。
さらに新憲法について公正発展党所属のレジェプ・タイイプ・エルドアン大統領とトルコ大国民議会ヌマン・クルトゥルムシュ議長の努力を重要視していると述べ、これとともに自分の意見も明らかにしてきたと述べた。
この問題で全方面に呼びかけを行ったヤプジュオール党首は、言葉を次のように続けた。「来てください。自分たちの憲法を自分たちで作ろう。自身の憲法を自分たち国民の要請に応じて作ろう。その憲法は、何よりもまず私たちの憲法でなければならない。私達の信仰、私達の要望、私達の不安、私達の要求、私達の目的に応えるべきものである。その中には、外国からの影響ではなく、自分たちを見つけよう。市民、公正、全国を包容する憲法であるべきだ。」
■母語での教育の権利を示さないことから脱すべき
ヤプジュオール党首は、クルド問題も憲法問題と直接関連があると述べて、トルコは憲法を変える度にクルド問題が深刻化したと述べた。
クルド問題の解決がトルコを成長させ、強化すると述べたヤプジュオール党首は、「母語での教育の権利を基本的な権利と見ており、母語での教育の前にある全ての障害を取り除く必要があると信じている。」と話した。
■トルコ百年教育モデルを肯定的に受け入れた
ヤプジュオール党首は、「トルコ百年教育モデル」を肯定的に受け入れたが、問題は運用であると述べた。
会議が、国民、祖国、党にとって有益なものとなる契機となるよう願ったヤプジュオール党首は、新しく選ばれる党執行部がうまくいくことを願い、職務を引き継ぐ者達に彼らの奉仕に感謝した。
ヤプジュオール党首のスピーチの後に選挙に入った。投票に参加した641人の選挙人から640票を得てヤプジュオール氏が自由主義党党首に再選された。1票は無効票となった。
会議には、ムスタファ・エリタシュ公正発展党党首代理、ドアン・ベキン再福祉党副党首、ネジェメッティン・エルカン公正発展党クルシェヒル選出国会議員、ハサン・カラル民主進歩(DEVA)党イスタンブル選出国会議員と数人の政党の代表者も参加した。
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( 翻訳者:新井慧 )
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