レバノン:ブー・ハビーブ外相はイスラエルの侵略行為がもたらす壊滅的な結果について警告(1)
2024年07月17日付 Al-Nahar 紙
◼︎ブー・ハビーブ外相がニューヨークでイスラエルによるレバノンへのあらゆる侵略行為がもたらす壊滅的な結果について警告
【本紙】
ニューヨークからの報告によると、アブドゥッラー・ブー・ハビーブ外務・移民大臣がワシントンを出発し、ニューヨークに到着したという。同氏は今日安全保障理事会によって開催される中東情勢についての公開討論に参加する。
ブー・ハビーブ外務大臣はクウェートのアブドゥッラー・アリー・アブドゥッラー・ヤヒヤー外務大臣、バーレーンのアブドゥッラティーフ・ビン・ラーシド・ザヤーニー外務大臣、アルメニアのアララト・ミルゾヤン外務大臣との二国間会談から今回の訪問を開始した。また、アメリカ合衆国国連常駐代表部のリンダ・トーマス・グリーンフィールド大使、フランス国連常駐代表部のニコラ・ドゥ・ルヴィエール大使、中華人民共和国国連常駐代表部の張軍大使、イギリス国連常駐代表部のバーバラ・ウッドワード大使のそれぞれと会談を行った。また、ロシアのセルゲイ・ラブロフ外相、イランのアリー・バークリー外相とは本日面会を行う。
ブー・ハビーブ大臣は各会談にて「地域内、そしてレバノン南部におけるエスカレーション緩和の必要性と(安保理)決議1701号の完全な履行の重要性」を強調し、「イスラエルがレバノンに対し行ったあらゆる侵略行為やエスカレーションのもと発生するであろう悲惨な結果」について警告した。また、戦争の規模が地域紛争にまで拡大することについて警鐘を鳴らした。
また、同氏は「レバノン南部とガザにおける停戦実現の重要性」を強調し、「外交上の仲介者の尽力」を賞賛した。また、「地域の平和や安全の強化、エスカレーションの緩和を目指す解決策にレバノンが主導的に取り組んでいる」ことを確認した。
(2)に続く
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( 翻訳者:長谷川優希 )
( 記事ID:58377 )