シリア:人民議会選挙での違反行為と民兵指導者らの躍進(1)
2024年07月18日付 al-Mudun 紙


■シリア人民議会選挙:大規模な違反行為..民兵組織指導者らによる議席の掌握

【本紙】

バアス党は予想された通りシリア人民議会の議席の過半数を獲得した。今回の選挙の投票率は38.16%であり、2016年にはこれが57.56%、2020年には33.17%であった。

最高司法選挙委員会の議長を務めるジハード・ムラード判事は記者会見で、この委員会は、「有権者の自由および選挙の公平性を保障するために必要なすべての措置を講じることを通じて、民主主義的な環境を醸成させた」と述べた。しかし同判事は同時に複数の違法行為の存在についても指摘し、違反者らに対しては直後に禁固刑を含む刑事措置が講じられたと述べた。

さらに同判事は、委員会は「すべての候補者や政党から一定の距離を置いており、すべての者を平等にかつ完全に中立をもって扱った」と付言したうえで、選挙結果に関する不服申し立ては翌火曜日(23日)中に最高憲法裁判所に提出可能であると指摘した。

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( 翻訳者:大森耀太 )
( 記事ID:58388 )