イスタンブルも公共交通機関値上げ
2024年07月25日付 Hurriyet 紙


運輸調整センター会議の決定で、イスタンブルの公共交通機関、タクシー、海上輸送の運賃が値上げされた。

イスタンブル広域市の運輸調整センター会議の結果、公共交通機関の運賃が最大で22.19%値上げされた。

運輸調整センター会議は、イスタンブル広域市の事務局長補であるギュルカン・アクギュン氏の議事進行の下、公共交通機関の運賃値上げを議題にチュルプジュ社会施設で開催された。

同会議では、公共交通手段やタクシーに加え、学校・職員送迎車などの料金を最大で22.19%値上げするという申請が審議された。

会議では、大人の電子切符の料金を13%値上げして17.70リラから20リラに、学生切が8.6リラから9.76リラに、学生の1か月定期を250リラから282.5リラに、大人の定期を1389リラから1569リラに値上げするという申請が受諾された。メトロバスの最長距離料金を26.27リラから29.68リラに値上げする一方で、マルマライではこの運賃が39.18リラから46.94リラになる。

◾️タクシーの初乗り料金が上がった

タクシーの初乗り料金は22.19%上昇して24.55リラから30リラに、黄色いタクシー(認可通常)は1キロあたり17.61リラから20リラに、また1時間あたりの料金は195.63リラから235リラに、そして短距離乗降車の料金は90リラから100リラになった。

◾️海上交通の料金も上がる

海上交通では、ウスキュダルーエミノニュ間の運賃が13%値上がりして22.42リラから25.33リラに、カドゥキョイーエミノニュ間は24.98リラから28.23リラに、カドゥキョイーベシクタシュ間も24.98リラから28.23リラに、そしてボスタンジューアダラルは65.85リラから74.41リラに値上がりした。

◾️ミニバスの新しい料金

ミニバスの最も短い距離の運賃は、4キロまでで16%値上げして15.50リラから18リラに、4-7キロの間は16.50リラから19リラに、7-11キロの間は18リラから20リラに、11-15キロの間は18.50リラから21リラに、15-20キロの間は20リラから22.5リラに、また学生料金は20%値上げして10リラから12リラになった。

スクールバスの運賃は0-1キロの間で16%値上げして1665リラから1931.40リラになった。

職員送迎バスの運賃は、10-17の座席シート付きのミニバスで865.69リラから1004.20リラになった。

◾️カドゥキョイ又はタクスィムからサビハ・ギョクチェン空港行きバス路線値上げ

会議では、カドゥキョイ-サビハ・ギョクチェン空港(SG-1)のバス路線とタクスィム-サビハ・ギョクチェン空港(SG-2)のバス路線での賃上げが決定した。

この中で、カドゥキョイーサビハ・ギョクチェン空港路線での大人の電子切符が42.90%値上がりし90.97リラから130リラに高まった。さらに、値引き料金や乗り継ぎ割引は適用されないが、制限付きチケットは5枚から7枚に増量される。

タクスィムーサビハ・ギョクチェン空港路線では大人の電子きっぷが73.09%値上がりして121.32リラから210リラになった。この路線では値引き料金や乗り継ぎ割引は適用されないが、制限付きチケットは6枚から11枚に増量される。

◾️トゥズラーペンディキーブユクアダ間の海上路線

イスタンブル広域都市の運輸調整センター会議で、トゥズラーペンディキーブユクアダ間の海上路線が作られることが決まった。

◾️諸島での電気自動車

会議では、プリンセス諸島でサービスを行う登録車両が確保されるまで、未登録の電気自動車60台による輸送を継続するため、2025年7月31日まで期間が延長されることが決定した。

◾️委託料金も値上げ

会議では、委託駐車料金とレッカー料金も13%値上げされることが決定した。

この中では、レッカー料金が708リラから800リラに、5キロまでの移送料金が708リラから800リラに、この距離を超えてのキロあたりの追加料金が23.6リラから26.66リラに上げられることが決まった。

申請の中で、委託駐車の1日あたりの駐車料金は、バイクは35.4リラから40リラに、自動車は70.8リラから80リラに、貨物トラック、オフロード車、ミニバスは88.5リラから100リラに、トラックとバスは135.7リラから253.5リラに、そして工作車は177リラから200リラへの値上げが決定された。

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( 翻訳者:今田杏佳 )
( 記事ID:58422 )