エルズルム県知事、アブドゥルハミト2世の即位を祝う
2024年08月31日付 Cumhuriyet 紙
エルズルム県知事のムスタファ・チフトゥチ氏は、アブドゥルハミド2世の即位148年記念をSMSアカウントで祝福した。「スルタン・アブドゥルハミド・ハンは、その強い意志、決断力、知恵、先見の明によって、我が民族の導き手となった。」と述べた。
エルズルムのチフトゥチ県知事は、オスマン帝国君主のアブドゥルハミド2世の即位148年を記念してメッセージを公開した。
チフトゥチ県知事は、「偉大な帝王としてその名を歴史に燦然と刻んだ」、「アブドゥルハミドはオスマン帝国史上はじめて議会を開設し、初めて憲法を公布した君主である」と明らかにし、「この機に、スルタン・アブドゥルハミド・ハンを、慈悲、恩義、感謝と共に追憶する。スルタン・アブドゥルハミド・ハンはその強い意志、決断力、知恵、先見の明によって我が民族の導き手となったので」と述べた。
同県知事は、「スルタン・アブドゥルハミド・ハンの即位148年記念祝福メッセージ」という見出しで県知事府の公式SMSアカウントからメッセージを投稿し、以下の表現を用いた。
「今日が、オスマン世界帝国の偉大なスルタン兼カリフのアブドゥルハミド・ハン2世即位の周年に当たるのを認識します。スルタン・アブドゥルハミド・ハンは、1876年8月31日に世界の、そして国家の最も危機的な時代に、3つの大陸を統治する世界帝国の頂点に立った。その強い意志、決断力、知恵、先見の明によって我が民族の導き手となった。
債務管理局体制を設け国家の債務負担を軽減し、国内では大規模な建設・教育活動を始めた。33年間の治世の中で、ジャーミー、学校、マドラサ、病院、泉水、橋といった多くの建築物をオスマン帝国の地にもたらし、ヒジャズ鉄道を建設させたのだ。特に、教育と学問の問題を重視し、オスマン世界帝国、そして我が民族の発展の為に多くの措置を講じた。実に、オスマン史上はじめて議会を開設し、はじめて憲法を公布した君主である。
スルタン・アブドゥルハミド・ハンは、オスマン世界帝国を強力な外交によって導き、帝国主義勢力の圧力に屈さずに自立することに成功した。その勇敢さ、不屈さ、自立した決断によってオスマン帝国を異能により導き、『偉大な帝王』としてその名を歴史に燦然と刻んだ。この機に、スルタン・アブドゥルハミド・ハンを、慈悲、恩義、感謝と共に追憶する。」
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( 翻訳者:梅藤琴美 )
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