シリア:政府軍の自爆型ドローンによる攻撃で13人が負傷
2024年09月02日付 al-Quds al-Arabi 紙
◾️シリア政府軍の自爆型ドローンによるシリア北部への攻撃で13人が負傷
【ダマスカス:本紙】
昨日月曜日、シリア政府軍による自爆型ドローンを使用した散発的な攻撃で13人の民間人が負傷し、その中には3人の子どもが含まれている。攻撃は、ロシアの偵察機がシリア北部アレッポの田園地帯の空域を飛行する中で行われた。
シリア民間防衛隊(ホワイト・ヘルメット)は、政府軍が月曜日、アレッポの田園地帯への攻撃をエスカレートさせ、カフルヌーラーン村を自爆型ドローン4機で標的にしたと発表した。最初の攻撃は午前6時に行われ、村の区域に向けて自爆型ドローン3機が使用され、その結果、1人の民間人が負傷した。
その後すぐにドローンは二度目の攻撃を行い、村の「ラーム地区」の地元の市場を標的にした。12人の民間人が負傷し、その中には重傷を負った3人の子どもが含まれる。この地区は商店や地元の市場が密集していることで知られている。
アレッポ西部のカフルヌーラーン村は時折、政府軍による砲弾、ミサイル、自爆ドローンによる攻撃にさらされている。これらの攻撃は新たな避難や疎開の波を引き起こし、民間人の間に恐怖と不安をもたらしている。
シリア民間防衛隊の副代表ムニール・ムスタファー氏は、「クドス・アラビー」紙への声明で、「シリア政府軍による自爆ドローンの継続的な攻撃は、この政権の犯罪に対する国際社会の沈黙の中で行われている。これが政府軍をさらなる犯罪に駆り立て、シリアの悲劇を解決するための国際的な法的決定を無視する要因となっている」と述べた。
(後略)
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( 翻訳者:新階 望乃 )
( 記事ID:58618 )