イスラエル:ガラント国防相がレバノンに対する攻撃の拡大を示唆
2024年09月17日付 al-Quds al-Arabi 紙
■ガラント国防相はホッホシュタイン米特使に対し、レバノンとの国境沿いでの「軍事行動の必要性」を強調
【エルサレム:諸通信社】
イスラエルのヨアヴ・ガラント国防相は本日月曜日(16日)、北部の住民たちを自宅に戻らせる唯一の方法は軍事行動であると述べた。
ガラント国防相の事務所は声明で、同国防相がアモス・ホッホシュタイン米特使との会合の際にこの発言をしたと伝えた。
声明では、ガラント大臣が「ヒズブッラーがハマースとの結びつきを継続し、紛争の終結を拒み続ける限り、合意形成の可能性は消滅する。したがって、イスラエル北部の住民が自宅に戻ることを保証するために残された唯一の解決策は、軍事行動を通じてとなるだろうと述べた」と伝えられた。
イスラエル軍は月曜日、ミサイル13発がレバノンから発射され北部の開けた地域に落ちたことを観測し、同時にヒズボラが保有する複数の軍事拠点を攻撃した。
同軍はプラットフォーム「X」に投稿した声明で、自軍の戦闘機がレバノン南部のタイル・ハルファー村、アダイサ村、ブリーダー村、カフルシューバー地区にあるヒズボラが保有する武器・弾薬庫および軍事施設を空爆したと述べた。
ヘブライ語紙『イェディオト・アハロノト』によると、縮小されたイスラエル戦時内閣(キャビネット)は「住民の北部への帰還」を戦争目標の1つに追加するため、月曜日の夕方に招集され、ヒズブッラーに対する攻撃の激化について議論することが予定されているという。
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( 翻訳者:大森耀太 )
( 記事ID:58670 )