ヨルダン:外相「イスラエルのガザに対する戦争はパレスチナ人の抹消が目的」と主張
2024年09月28日付 al-Quds al-Arabi 紙
■ヨルダン:イスラエルのガザに対する戦争はパレスチナ人の存在の抹消を目的としている
【アンマン:アナトリア通信】
ヨルダンのアイマン・サファディー外務大臣は、金曜日の午後、イスラエルのガザに対する戦争は「パレスチナ人の存在の抹消」を狙っている、と述べた。
これは、ニューヨークで開催された第79回国連総会にあたって開かれた、中東問題に関する安全保障理事会の公式会合での演説中に述べられ、アナトリア通信の特派員はそれを取材した。
サファディー外務大臣は、「イスラエルのガザに対する戦争は、残虐な敵意の現れであり、パレスチナ人の存在をパレスチナの土地から抹消することを目的とする民族浄化戦争である」と明言した。
同大臣は加えて、「イスラエル政府は、パレスチナ人の子どもたちを殺し、彼らの家を破壊し、彼らの食料、薬、そして希望を奪ったでなく、彼らを悪魔のようにし、彼らの人間性を奪い取った」と述べた。
同大臣は、「イスラエル政府は国民に噓をつき、自分たちを滅ぼそうとする者に囲まれていると言い張っている」と指摘した。
また「イスラエル政府は平和を拒絶し、戦争を選んだ」と強調した。
続けて「我々はパレスチナ人を彼らの歴史的な祖国から我々の国へと強制移住させることは許さない」と述べた。
イスラエルは、アメリカの支援によって、昨年10月7日以来、ガザに対する戦争を起こしており、大規模な破壊と致命的な飢餓の中で、13.7万人以上のパレスチナ人(そのほとんどが子どもと女性である)が死傷し、そして1万人以上が行方不明となっている。
この記事の原文はこちら
( 翻訳者:庄司陽 )
( 記事ID:58750 )