エジプト: 第40回アレクサンドリア地中海諸国映画祭が開幕
2024年09月21日付 al-Quds al-Arabi 紙
■「アレクサンドリア映画祭」が来月1日に開幕、エジプトと世界中の多くの演劇界のシンボルを称える
【カイロ:ファーイザ・ヒンダーウィー、本紙】
第40回アレクサンドリア地中海諸国映画祭 (AIFF)がエジプト人映画評論家アミール・アバザ氏主宰で、来る10月1日に開幕する。今年もAIFFは、映画界や演劇界(の様々な分野)で活躍する人々の栄誉を称える準備を進めている。
今年の受賞者に、最も著名な女優で演出家の1人と言われているイタリア人女優、イザベル・アドリアーニの名が含まれている。彼女は、文学および映画作品を通じて世界の映画界に多大な貢献をしてきた。イザベル・アドリアーニはイタリアの女優、作家、演出家、プロデューサーで、さまざまな芸術を通してストーリーテリングに深い情熱を注いでいることで知られている。また、歴史学の博士号を持ち、ジャーナリストとしても豊富な経験を持つ。ジョージ・クルーニー、ペネロペ・クルス、ジョン・キューザックといった大スターとの共演経験もある。
イタリアのスター、アントニオ・ディ・マッティオは俳優としてのキャリアと演劇、映画、テレビの世界への貢献が高く評価され表彰されることになった。彼は勇気ある人道主義的な姿勢でも有名である。パレスチナの大義に連帯を示したことで、彼は芸術の世界における傑出した人物となった。
アラブの映画・演劇人に関しては、AIFF運営部がモロッコ人女優スアード・フーイーの受賞を発表した。彼女は高等演劇芸術文化活性化研究所(Institut Supérieur d'Art Dramatique et d'Animation Culturelle: ISADAC)を卒業している。その後、『マン・フォー・マン』、『ロミオとジュリエット』、『リア王』などの作品で目覚ましい活躍を見せ、数多くの演劇作品や映画でも実績を重ねている。スアード・フーイーはモロッコ演劇界をリードする実力者として注目され、演技力が十分に発揮された多くの演劇作品に出演している。
(後略)
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( 翻訳者:中原葉 )
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