レバノン:ヒズブッラーの新書記長選出に関する虚偽の情報(3)
2024年10月03日付 al-Mudun 紙


■ハーシム・サフィーッディーン氏を故ハサン・ナスルッラー師の後継に任命する動画の真偽

【本紙】

実際には、拡散されたこの動画は、2023年5月の抵抗・解放デーの機会に同組織が実施した軍事演習に起因するものであった。複数の報道チャンネルが、この演習にかかわる一連の様々な動画を放映しており、そのなかに1人の戦闘員から銃を受け取るサフィーッディーン氏を映すものがあった。

ヒズブッラーの戦闘員らはこの演習に際して、イスラエル国内の目標を無人機で攻撃し、国境沿いのフェンスを襲撃して敵側の車両を攻撃したのちそこから1体の死体を回収、国境を介して運ぶシミュレーションを行ったが、これはイスラエル人兵士を捕らえる作戦のシミュレーションのようにも思われた。そしてこの演習中に、サフィーッディーン氏が演説を行い、その終盤に銃を受け取った。

(2)に戻る

最初に戻る

Tweet
シェア


この記事の原文はこちら
原文をPDFファイルで見る

 同じジャンルの記事を見る


( 翻訳者:大森耀太 )
( 記事ID:58806 )