イスラエル:米国の支援が育んだイスラエルの「最悪の姿」
2024年10月11日付 al-Quds al-Arabi 紙


◾️ジ・インターセプト:米国は政府レベルと社会レベルで、虐殺的なイスラエルの最悪の姿を育み、受け入れてきた

【ロンドン:本紙】

ニュースサイト「ジ・インターセプト」は、サンジーヴ・ベリー氏による意見記事を掲載した。同氏は記事のなかで、「ベイルートがイスラエルの爆弾で燃えている今、米国が長きにわたってイスラエルの最悪の姿を受け入れてきたことは、誰の目にも明らかなものとなった。これは米国の数十年来の外交政策に一致するものであり、イスラエルの社会と政府の両方における、大量虐殺の政策・行動の退廃的傾向を加速させてきた」と述べた。

さらに同氏は次のように述べている。「現在イスラエルは、ジョー・バイデン大統領とカマラ・ハリス副大統領の全面的な支援を受けて、パレスチナ人、レバノン人、およびその他の人々がすでに暮らしている土地における、ユダヤ国家の継続的な拡大に対するあらゆる反対(勢力)を排除するための継続的な努力のなかで、次々と高まる暴力の波を引き起こしている」。

そして、今日のイスラエルは「想定しうるあらゆる結果のなかでも最悪なものである」と強調し、次のように述べた。「イスラエルはショーヴィニスティックかつ人種差別的な国家で、大量虐殺を容認しており、キリスト教徒とイスラム教徒のアラブ人を粉砕し破壊すべき存在とみなしている。」

さらにベリー氏は、この醜い現状について、「米国からの数十年わたる大規模な軍事支援と政治的支援の直接の結果である」と評した。いわく、こうした支援がなければ、イスラエルは何年も前に近隣諸国と和解に達する必要があったという。

(後略)

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( 翻訳者:新階 望乃 )
( 記事ID:58865 )