レバノン:UNIFILは南レバノンにおける拠点撤去を求めるイスラエルの要求を拒否(1)
2024年10月12日付 al-Quds al-Arabi 紙
■国連レバノン暫定軍は南レバノンにおける拠点撤去を求めるイスラエルの要求を拒否
【バアブダー:AFP通信】
国際連合レバノン暫定軍(UNIFIL)の報道官が土曜日に伝えたところによると、同軍は、は、「その後複数回にわたってUNIFILを狙った」イスラエル軍から、レバノン領内の北方5キロメートルまで退くよう求められたところ、これを拒否した。
UNIFILの報道官アンドレア・テネンティ氏は、「イスラエル軍はブルーライン上のいくつかの拠点を撤収し、またブルーラインから5キロメートル離れた地点まで撤退することを要求してきた。しかし我々は、全会一致でその要求を保留することが決定した。なぜなら重要なことは、南レバノンで国際連合の旗が高くはためいたままであることだからである」と語った。同地ではUNIFILの兵士数はおよそ1万人に達している。
さらに同報道官は、国連が「その大部分がイスラエル軍によるもの」と認識している昨今の銃撃事件により、南レバノンにおけるUNIFILの諸拠点に「甚大な被害」をもたらしたと説明した。
(2)に続く
この記事の原文はこちら
原文をPDFファイルで見る
( 翻訳者:木村真翔 )
( 記事ID:58872 )