レバノン:ヒズボラとイスラエルの地上衝突激化
2024年10月15日付 al-Quds al-Arabi 紙
◾️15の衝突地点…ヒズブッラーとイスラエルがレバノン南部で地上衝突
【ベイルート:アナトリア通信】
イスラエル軍がレバノン南部への地上侵攻の開始を発表して以来、イスラエル軍とヒズブッラー戦闘員との間で激しい衝突が勃発している。なお、ヒズブッラーは、両当事者間の3つの戦闘軸にわたる15の国境沿いの地点への侵攻の試みに対抗すると複数回発表した。
これら3つの軸には、クーザフに向かうラーミヤの町近くの中部地区軸に加えて、ロシュ・ハニクラ地域の西部地区、東部地区のカフル・カラーとアダイシトが含まれてる。
なお、15の地点は以下の南部の町にある。アイタルーン、アルマ・シャアブ、ラバウナ、ブリダ、メイズ・ジャバル、ドゥハイラ、ヤールーン、ロシュ・ハニクラ、マールーン・ラアス、カフル・カラー、アダイシト、ラーミヤ、クーザフ、ルマイシュ、ディバル。
先月9月30日、イスラエル軍報道官ダニエル・ハガリ氏は声明で、軍がレバノン南部のヒズブッラーのインフラに対して「限定的かつ集中的な」地上攻撃を開始したと発表したが、当時ヒズボラはイスラエルによる侵攻を否定していた。
この結果、イスラエル軍はレバノンとの国境近くの多くの地域、特にマーリキーヤ、シュローミー、アラブ・アラムシェに加えて、メトゥラ、ミスガヴ・アム、クファル・ギラディ、ドヴェブの入植地が軍事閉鎖地区になったと宣言した。
(後略)
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( 翻訳者:深澤佳那子 )
( 記事ID:58875 )