ガザ:ガザ北部のパレスチナ人は「言葉では言い表せない恐怖」に苦しみ続けている
2024年10月19日付 Al-Nahar 紙
ガザ北部の様子
■国連:ガザ北部でパレスチナ人は言葉では言い表せない恐怖に苦しんでいる
【AFP通信】
国連の人道問題担当調整官は土曜日、包囲されたガザ地区北部で、パレスチナ人は「言葉で言い表せない恐怖」に苦しんでいると断言した。
10月6日、イスラエル軍はガザ北部でのハマースの再編成阻止を宣言し、(同地区への)大規模な空爆と地上攻撃を開始した。戦争で荒廃した地域への包囲をさらに強化し、数万人が避難を余儀なくされた。
「イスラエル軍による包囲の下で、パレスチナ人が言葉に言い表せない恐怖に苦しみ続けているガザ北部からのショッキングなニュース」、国連人道問題調整事務所(OCHA)のジョイス・ムスヤ人道問題担当調整官代理はXに投稿した。
(ムスヤ氏はXに)「ジャバリアには瓦礫の下に取り残されている人がいるが、救助隊は彼らのもとにたどり着くことさえできない」と追加した。
次いで、「何万人ものパレスチナ人が強制的に避難させられている。必需品は底をつきつつある。患者であふれた複数の病院が打撃を受けている」と投稿した。
そして、「これらの残虐行為は止めなければならない」と強く訴えた。
ジョイス・ムスヤ氏は、「国際人道法のもとでは、民間人、負傷者、病人、医療従事者、医療施設は保護されなければならない」と指摘した。
そして、「国際人道法は尊重されなければならない」と重ねて注意した。
ガザの民間防衛隊は土曜日の早い時間に、イスラエルの軍事作戦により、ガザ地区北部では、過去2週間で400人以上が死亡したと発表した。
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( 翻訳者:大西優梅 )
( 記事ID:58908 )