レバノン:ヒズブッラーの無人機がイスラエルの軍需工場と戦車を攻撃
2024年10月23日付 al-Quds al-Arabi 紙
◾️「ヒズブッラー」軍需工場と戦車2台を攻撃…無人機で1時間にわたり敵を混乱させる
【ベイルート:本紙/諸通信社】
昨日火曜日、イスラエルの空爆がベイルート南部郊外を標的にした。フランス通信社のカメラマンによると、これはヒズブッラーの報道関係責任者であるムハンマド・アフィーフ氏が記者会見を終了してから数分後に行われ、そこには数十の報道機関が参加していた。
アフィーフ氏はグバイリー地区での記者会見を終えたが、それと時を同じくして、イスラエル占領軍が同地区の2棟の建物に対して退避警告を発した。その後、国営通信社はグビーリー地区が受けたと報じた。
アメリカ特使エイモス・ホックスタイン氏が決議1701の履行に関する協議を終えベイルートを離れた直後、南部郊外ではイスラエルによる新たな犯罪が発生した。特に、タイユーナ、ウーザーイー、ライラキー、およびラフィーク・ハリーリー国立病院の周辺といった新たな地域が空爆の標的となった。病院近くの建物に対する攻撃により、ビント・ジュバイル市のバズィー家の10人を含む16人が死亡し、60人が負傷し、そのうち7人の容態は重篤であると保健省が発表した。
国連人権高等弁務官ヴォルカー・トゥルク氏は火曜日、ベイルートの国立病院近くで月曜日に起きたイスラエルによる「恐ろしい」攻撃を非難し、「迅速かつ包括的な調査」を求めた。
同氏は、「ベイルートの人口密集地域ジャナーフ地区にあるラフィーク・ハリーリー大学病院近くでのイスラエルの襲撃には恐怖を感じた」と述べ、「市民保護に関する国際人道法の基本原則の尊重」を求めた。
占領軍は、病院近くの「ヒズブッラー」の標的を爆撃したと主張したが、のちに虚偽であることが判明した。占領軍の報道官は、「戦闘機が昨夜、ベイルートにあるヒズブッラーの目標に対して空爆を開始し、ヒズブッラーの海軍特殊部隊の中央基地を標的にした」と述べた。
同氏によると、攻撃には、武器庫や司令部、さらにはイスラエルに対する計画を実行するために使用される空軍や海軍の装備品を含む地下施設が含まれていたという。
(後略)
この記事の原文はこちら
原文をPDFファイルで見る
( 翻訳者:新階 望乃 )
( 記事ID:58937 )