MHPで8郡代表、離党
2024年10月27日付 Cumhuriyet 紙
ブルドゥル県知事交替に伴って同県の群代表8人が民族主義者行動党(MHP)から離党した。
MHP党員でブルドゥル県知事職を務めていたギュルテキン・オクタイ氏が健康上の理由で辞職し、ムスタファ・ギュン氏が新知事に任命された。
新知事任命後、MHPブルドゥル県中央郡代表のハカン・スバイ氏、アーラスン郡代表のムスタファ・アイユルドゥズ氏、チャヴドゥル郡代長のムスタファ・チャクマク氏、ギョルヒサル郡代表のアリ・イフサン・ヴラル氏、カラマンル郡代表のオメル・カラギョズ氏、ケメル郡代表のミュスルム・メテ氏、テフェニ郡代表のラマザン・ダーデヴィレン氏、イェシロヴァ郡代表のユスフ・エルカン氏が共同で離党声明を発表した。
郡代表8人が署名した共同声明の内容は以下のとおり。
■「我々は大義のために行動する者であり、特定の誰かのために行動する者ではない」
「市民の皆様、我々が尊敬する同僚の皆様、全ブルドゥル県民が知るとおり、先週、敬愛するギュルテキン・オクタイ知事がその職を辞し、我々(MHP)の総合本部による新知事任命が心待ちにされていた。そして本日正午、総合本部によって新知事が任命された。
まず第一に、ギュルテキン・オクタイ県知事の辞職は承認されるべきではなかった。ビザンツ時代かと思うような駆け引きや誹謗中傷、さまざな謀略によって彼を解任すべきではないというのが、MHPブルドゥル県の組織や有志貢献者の圧倒的多数の意見だ。我々は大義のために行動するのであり、特定の誰かのために行動するのではない。我々は大儀完遂のために力を尽くす。我々は、ギュルテキン・オクタイ知事の組織的規律や組織構成員一人ひとりへの配慮、そして大義とその完遂までの努力を、現世でも来世でも証言する郡代表の集まりである。
したがって問題はギュルテキン・オクタイ前知事の人間性ではない。大義への彼の忠誠心と奉仕、ブルドゥル県全域の同胞たちが彼のことを、背後を守ってくれる山のように感じている事実、そして我らの党を成功に導くための彼の昼夜を問わぬ尽力を目の当たりにしてきた我々は、彼に県知事を続けてもらいたかった。
■「彼らについてはMHP党旗の下にさえ置くべきでないのでは?」
我々が大義の完遂のために奔走している間、2024年選挙で前知事を引き連れ、我らの党と我らの候補者の落選せしめるために並々ならぬ力を注いだ者どもに役職を与えるべきではないと要求するのは、我々にとってあまりに自然な権利だった。
ブルドゥル県の同胞皆が侮辱と中傷にさらされているときに我々を侮辱し中傷し陥れようと企んだ者どもに写真を渡すなどして協力した者には、役職を与えることはおろか、三つの三日月(MHP党旗)の下にさえ置くべきではないのではないだろうか?
我々は組織とは何か、総合本部とは何かを知る人間であり、その神聖なる組織を軽んじたことは決してない。そして今後も軽んじることはない。そんな我々に、もはやこの状況に耐える力は残っていない。MHPの成功のために物心両面の力を尽くして奮闘した我ら郡代表は、現在の状況では働くことができない。この状況で職務を継続することは、人生にも政治の流れにも反している。
我々は、知事と総合本部幹部への敬愛を貫き、生涯この敬愛の中に留まることを決め、もって離党することを謹んで発表する」
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( 翻訳者:原田星来 )
( 記事ID:58959 )