イラク:抵抗勢力がドローンでイスラエルの軍事目標を攻撃
2024年11月01日付 al-Quds al-Arabi 紙
◾️「イラクの抵抗勢力」がドローンを用いて5つのイスラエル軍事目標を攻撃したと発表
【バグダード:本紙】
「イスラーム抵抗運動」連合に属するイラク諸派は、昨日木曜日、「占領地」の様々な地域にあるイスラエル軍事目標を対象とした5つの軍事作戦を実行したと発表した。そのうち、二つの作戦はゴラン高原で行われ、無人航空機(ドローン)が使用された。シーア派の政治連合「調整枠組み」に属する政治団体「サーディクーン」の議員が、イラクにあるアメリカ軍基地を標的にするよう諸派に呼びかけた。彼は、アメリカの駐留が「シオニストの存在に利益をもたらしている」と考えている。
プレスリリースの中で諸派は、「占領に対する抵抗の道を続け、パレスチナとレバノンの同胞を支援し、民間人である子どもや女性、高齢者に対して侵略者が行っている虐殺に対する報復として、イラクのイスラーム抵抗勢力の戦士たちは木曜日(昨日)、占領下のゴラン高原で重要な目標を攻撃した」と述べた。
声明によると、この作戦は早朝から報告時点までの間に占領地で行われた「5回目」とされていて、それが無人航空機(ドローン)によって実施されたことを指摘した。また、諸派は「敵の拠点に、一層激しい攻撃を継続する」と強調した。
さらに、占領されたゴラン高原でイスラエルの「重要な目標」を二度攻撃したことに加えて、諸派の作戦は「占領地の北部および南部」にある重要な目標にも及んだ。「イスラーム抵抗運動」が発表した一連の声明によると、ドローン発射時の瞬間を記録したビデオクリップも添付されている。
(後略)
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( 翻訳者:新階 望乃 )
( 記事ID:58985 )